放火

酒と睡眠薬を大量に飲んで,悲観的になり自宅に放火してしまったが記憶がない!

罪名

現住建造物等放火罪

解決結果

執行猶予

詳細情報

大量のアルコールと睡眠薬を摂取した被告人が,妻に逃げられたことで悲観的になり,自宅に放火した事件でした。

弁護活動

被告人には事件当時の記憶があまりなかったのですが,警察官が素直に自白すれば執行猶予がつくだろうと仄めかしたため,事件当時の記憶がはっきり残っているかのような自白調書が作成されてしまいました。そこで,被告人の責任能力を争うために本鑑定を請求し,精神科医に協力してもらって意見書や証言をもらい,一方で警察官の取調方法を公判で明らかにしながら,自白調書は利益誘導による信用性のない物であり,実際には事件当時の記憶は失われていたことを丁寧に立証しました。

成果

心神耗弱が認められ,被告人には執行猶予が付きました。よって,被告人は,刑務所に行かずに済みました。

睡眠薬を大量に酒と一緒にのみ,自殺目的で自宅に放火して全勝させてしまった!

罪名

現住建造物等放火

解決結果

執行猶予

詳細情報

自殺目的で自宅に放火して全焼させてしまった事件です。

弁護活動

精神病院への通院歴があり,犯行直前にも睡眠薬約30錠を噛み砕いて焼酎で流し込んでいるので,心身耗弱の主張をして,鑑定請求等を行いました。

成果

心神耗弱による減軽が認められて執行猶予処分

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